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メルボルン タコ社長日記

「皆さんは何センチ?」
石原敏郎
(豪州特派員)

皆さんこんにちは。メルボルン、例年になく暖かい秋になっています。

さて、私は座高に以前から興味があります。役に立つモノの本によると、日本の学校で今の身体検査の元になる検査がスタートしたのは明治31年だそうです。そして、座高も含めて現在の形に近くなったのが昭和12年から。学校身体検査の歴史は結構長いようです。因みに、タコ社長、誰にも聞かれていませんが座高とウエストが97センチと同格。胸囲は102センチです。女性だったら困りました。

因みに座高を英語では、one’s sitting height というそうです。この英語の使用頻度はかなり低いのではと予測されます。

昔は、座高を測定することで、内臓がしっかりと発育していることを確認する要素があったようで、西洋人と比べて足が短く相撲や柔道に向いている体型であることを思い知らせるためではなかったようです。
じゃ、座高が短い人は内臓が発育していないのか、というとそうでもないのでこの説は全く根拠がないように思えます。私のように顔がデカイ人の脳がより発育しているわけではない、ということに通じます。ただ、日本人の腸は一般に西洋人より長い、とは言われていますね。草食の歴史がそうしたらしいです。従って、長い腸を収納するために胴が長い、ともいえなくもないのかもしれませんが。

ところで、どうして今も学校で座高を測定しているのでしょうか。座高計というキーワードで検索したら、とんでもなくモダンな器具の写真が出てきてびっくりしました。昔はもっと素朴なものでした。ということは、今も測定しているのですね。

海外ではどうなのだろう。以前、オランダ系の連れ合いに座高の話をしたときに、大いにバカにされたのでこの国で座高を測っていないのは分かっていました。

「でも小学校では身体検査はやっていたでしょう?」 「ぜんぜん」

オランダ系の連れ合いが言うのです。座高どころか、学校で身体検査そのものをしたことがないと。それは、キョウイだ、なんて駄洒落をいうつもりはありませんが、ある日本の評論家が「日本の常識は世界の非常識」なんていうことを言っていたのを思い出しました。

じゃ、アメリカ、ドイツ、インドあたりはどうなのか、と次々に思いが巡ってしまいます。学校で身体検査をしていないのでしょうか。座高とか身体検査のことを考えたら「どうして」という疑問が解決できないで、寝られない日が続いてしまいそうです。

ところで皆さんの座高は何センチですか?日本人だったら、即答えられますよね?


プロフィール:石原 敏郎

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