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「終の棲家はどこ?」
石原敏郎
(豪州特派員)
皆さんこんにちは。
今日は、移住ということはどういうことか考えてみます。
何年か前の日本帰国の際、「タコ社長さん、現地妻いるの?」って真顔で聞かれたことがありました。
知り合って間もない日本の男性中高年の方からでした。
こんなことは、どこの世界探してもないのではないでしょうか。
長年日本を離れていると、日本の常識が肌に合わなくなってくるのを感じます。
何も、現地妻が日本の常識だなんて言っている訳ではないのですが、一つの例としてあげてみました。
日本人ってこうなんだと、私の帰りを待っている(だろう?)オランダ系の連れ合いの耳にでも入ってしまったら、それこそもう一生日本には出してもらえなくなるかも知れない、などと思ってしまいました。
自分自身では気が付いていないのですが、私はいわゆる日本人ではなくなってきているのかもしれません。
日本にいると何か鼻につくことが多くなってきています。
20年も日本を離れていれば当然のことのような気もしますが、問題は、年をとってくると自分が益々日本的になりつつあると思っているのに、その思っている日本が私を受け入れないようになってきていると思えてしまうことです。
一体、タコよどこへ行く、といったところでしょうか。
とはいえ、母の手料理の「サトイモと大根の煮っ転がし」など食べたり、温泉に浸かったりしていると、自分はどう考えても骨のズイまで日本人だとは思うのですが。
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