「Good bye」
石原敏郎
(豪州特派員)
みなさんこんにちは。今日はちょっと悲しいお知らせです。
このタコ社長の現地レポート、今回が最終回になってしまいました。
何、悲しくない?とほ!
タコ社長、若作りですが実は55歳、昔でいえば定年退職の濡れ落ち葉の年になっております。
オランダ系の連れ合いの父親は、純粋のオランダ人でしたが、大昔に家族でオーストラリアに移住してきました。
一族郎党で土建屋を営み財をなし、なんと52歳でリタイヤしています。
その時の言葉ですが、
「税金を払うのをやめたくなった。」
ということだったようです。
私もいつかこういうことを言えるようになりたいです。
タコ社長、税金を払いたいのですが、肝心の収入がおぼつきません。
この連れ合いの両親は、毎年3ヶ月ほどメルボルンが冬で寒いとき、北の方にキャラバンで旅に出て戻ってきません。
3人が寝泊りできる大型キャラバンで、のんびりと旅を続けています。
結構、こんな風にリタイヤ後を過ごしている夫婦が多い国です。
そこへいくニッポン、リタイヤ後に自分の技術を活かして海外で仕事などしている人がおおいようです。
生涯現役、などという日本人好みの表現にも勢いがあります。
しかし、人間死ぬときに、
「ああ、もう少し仕事をしておけばよかった。」
などと思う人はほとんどいないといいます。
家族、友達、愛人などともっと過ごしたかったと思うようです。
タコ社長、年齢は微妙な域に差し掛かってきておりますが、
オーストラリア人のように、朝から晩まで浜辺に寝転んで何もしないでやっていくようなことには自信がありません。
そうかといって、死ぬまで仕事をし続けるのもシンドイです。
というわけで、私はこれからオーストラリア的考えと、
ニッポン的考えの中間あたりの生活を追い求めてやっていきたいと考えています。
メルボルンにきたときは、街中でタコ社長を探してみてください。
結構、うろうろと徘徊していますので。
みなさん、長い間本当にありがとうございました。
オランダ系の連れ合い、我が家の老猫ルーシー130歳とともに感謝して終わりにしたいと思います。
プロフィール:石原 敏郎
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